配線ダクトを設置する株式会社の特徴

家庭でも広く普及している配線ダクトですが、もともとは株式会社や学校・市役所といった業務用のアイテムでした。1970年代に日本の大手家電メーカーが開発・販売をしたものであり、今では国内だけでなく世界でも多用されるほどになっています。ここでは、本来の設置場所である株式会社ではどのような配線ダクトを愛用していて、設置をしている会社の特徴についても見ていきましょう。業務用の配線ダクトの特徴は、隠ぺい工法を用いたステンレス製であることです。

ダクトの設置には隠ぺい工法のほか、外付け工法という2種類があります。前者の場合は床や天井にダクトを埋め込むので、外側からは一切見えないというのがポイントです。株式会社の場合、室内をスッキリと見せることも大切なので前者を選ばれているというわけです。なお、この施工をするには壁と床を一度取り外す大掛かりな工事となるので、基本は新築時や改装の時になされます。

株式会社というと、200名以上の従業員が一斉に働いている大きな施設です。今ではパソコンから電話・FAXなどの電気機器が数多くあり、そのスタイルはこれからも顕著にあらわれるでしょう。ここでは床にたくさんの電源ケーブルが散乱するのが必然となるため、それを防ぐのに配線ダクトは活用されているというわけです。企業と一口にいっても多種多様ですが、大半の施設で同じような配線ダクトを設けているという共通点があるので、万能な設備です。

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