硬質タイプの配線ダクトを設置する良さとは
今では一般家庭でも広く、配線ダクトが備わる時代となりました。1990年代までは学校や企業などでしか目に出来ませんでしたが、それはさほど電気機器が普及をしていなかったからです。ところが今だとパソコンからキッチン用品・テレビなど我々の暮らしに電気製品は欠かすことができません。この一つひとつが電源コードをコンセントに差し込まないといけないわけで、必然的に床に散乱するコードも多くなっているわけです。
廃線ダクトはそのコードを一か所に集めておける設備で、一般的には床や壁に備えるレールです。この素材はポリ塩化ビニル製となっていますが、さらに細かく分類すると硬質と軟質の2種類に分けられます。ここでは硬質をピックアップして、設置することのメリットを見ていきましょう。配線ダクトの場合は数本の電源コードをまとめるという役割を担っています。
このコードは束にすると熱を帯びてしまうため、外部が約50度以上の熱さとなるわけです。軟質だと熱によって形状が変わる恐れが懸念されます。硬質は約50ヘクトパスカルの圧力にも耐えられる配線ダクトです。家庭や会社だと机・本棚を壁際の設置をすることは珍しくありません。
その下にダクトがあることもありますが、硬質であれば重みに耐えることも可能です。内部のケーブルをしっかりと守れるという点では、会社・家庭といったどこの設置場所であっても硬質は非常に頼れる設備となっていることが伺えることでしょう。