20mm以上の幅がある配線ダクトを設置する方法

配線ダクトという設備名は、どなたでも一度は耳になさっていることでしょう。以前は工場や学校・会社等でしか目に出来ませんでしたが、今では一般家庭にも普及しているほどです。生活必需品が家電になっていることから、家庭内には数多くの電源コードが存在するようになりました。見栄えを良くして収納するには配線ダクトが必要不可欠で、新築の戸建て住宅に至っては、隠ぺい工法で設置されたダクトさえ備わっているほどです。

10種類以上の電源コードを収納するには、20mm以上の幅がある配線ダクトを取り付けなくてはいけません。一般的なダクトが10mmなので約2倍の大きさになるというわけです。これを取り付けるには、電気工事会社に依頼をしなくてはいけないように感じますが、その必要はありません。ホームセンターで販売されているものを活用すれば、自身で20mm以上のダクトをしっかりと床や壁に設置できます。

使用するものは「シーラント」というプラスチック製のシリコン材です。これは主に郵便受けやタイル等を壁に固定する時に使用する接着剤で、2時間程度乾かせば凝固する特性を持っています。200g入りで140円と非常にお安く、手に入れやすいでしょう。20mmの配線ダクトの裏面にシーラントを薄く塗って、壁や床に固定していきます。

その後2時間乾かして動かなくなったことを確認したら、内部に電源コードを入れて作業は終わりです。工具を使わないので、誰でも簡単に設置できます。

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