銘板は紫外線に強い素材を選択するのが理想です
社名や表札、建造物の定礎や規格といった各種仕様を示す銘板を製作する場合、屋外で利用する事を前提として紫外線に強い素材を選択する事がとても重要です。銘板はプレートやネームタグとも呼ばれますが、会議室などの扉の上部に取り付ける「小さなプレート」から、企業名や工場名、建築定礎など遠方から確認できる「大きなプレート」まで、目的に応じて多様な種類・素材が存在します。銘板は、人の目に付きやすい建物正面の出入り口やエントランスに備え付けられることが多く、長期間の情報提供ソースとしても重要な役割を持つので、紫外線に対する耐候性を考慮せず設置してしまうと後々に後悔する事となってしまいます。当たり前ですが、屋外に設置して時間が経過していくと自然に劣化を起こしてしまうことが多く、腐食したり風化したり、さらには紫外線によって変色して視認性を損なったり、最悪の場合には破損してしまう可能性もあります。
紫外線に強いプレートを作る上ではDIYで製作する事は非常に難しいので、専門の施工会社に相談する事で確かな品質と長寿命のプレートを製作してもらえるでしょう。例えばプレート素材の選択肢の1つにアルミがあります。軽量で薄く丈夫であり、高い耐錆性を誇るポピュラーな素材として人気があります。また、同じ金属でもステンレスは錆びにくく耐候性に優れているため、屋外用途において最も適した素材といえるでしょう。
金属製のプレートは、意匠的にも信頼性や高級感といった雰囲気を持ち、長期間において劣化しにくく特にオススメです。他にもメッキ加工を施す前提であれば、加工しやすい真鍮や銅もプレートに適した素材ともいえます。銘板を製作する際にはそれぞれの素材の特徴を理解して、正しい銘板の素材を選びましょう。