lanケーブルの先頭部分を自分で直す方法
lanケーブルの先頭部分はもろく、ちょっとした衝撃を受けるだけでツメが折れてしまい、接続できなくなってしまいます。長さが短いケーブルであれば新品を購入して取り替えてしまう方法がとれますが、長いケーブルだと配線をし直す作業が大変です。このようなときは、先端部分だけを新しくすれば、配線作業をせずに済みます。lanケーブルの先頭部分を直すためには、交換用のパーツが必要です。
これは家電量販店で販売されているほか、通販サイトでも数十個や数百個がセットになったものが販売されているので、好きなものを選ぶと良いでしょう。この他にもかしめ工具や被覆部を剥がすための工具などが必要になるので、自宅にない場合はそれらも手に入れておきましょう。修理の手順は、まずケーブルの根元部分を切断し、被覆部を少し剥がし取って中の芯線をむき出しにします。このとき芯線はひねられた状態になっているので、ひねりを解いて決まった順番に並べ直し、長さを揃えたら事前に購入しておいた交換用パーツを取り出して挿入していきます。
最後に工具で圧着させれば完成で、接続してみて通信ができていることが確認できれば作業が完了です。最初のうちは時間がかかりますが、何度か同じ作業を経験していけば10分程度でできるようになるでしょう。lanケーブルの先頭部分の芯線は、並び順通りに挿入しなければなりません。順番を間違えたままパーツに挿入してしまうと、完成後に機器同士を接続してもまったく動作しないので注意しましょう。